UGRP2024

極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア


研究会開催、2024年7月5日、6日
大阪大学豊中キャンパスΣホール

案内文

UGRP2024 案内

皆様

2014年から活動しておりました新学術領域「地下素核」、 2019年度から活動していた新学術領域「地下宇宙」が、さらに研究対象を拡充して、学術変革領域(A)「地下稀事象」として採択されました。
つきましては、下記の通り領域研究会を開催しますので、 奮ってご参加ください。

学術変革領域(A)「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化」領域研究会 組織委員

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           記

学術変革領域(A)「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア」では、 キックオフミーティングを兼ねた領域研究会を開催します。

研究会Webページ
https://www.lowbg.org/ugrp/workshop/am2024/index.html

学術変革領域(A)「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化:新たな宇宙物質観創生のフロンティア」領域研究会
日時:2024年07月05日(金)13時〜2024年07月06日(土)13時
会場:大阪大学豊中キャンパス
共催:学術変革領域「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化」
   東北大学ニュートリノ科学研究センター
   大阪大学核物理研究センター

領域概要
極低放射能研究に適した地下環境では、稀な現象探索や検出困難な観測を通して、「地下宇宙素粒子研究」が発展してきました。
本領域は,カミオカンデ実験を皮切りに,これまで発展を続けてきた「地下宇宙素粒子研究」を更に推し進め,素粒子・原子核研究の新しいフロンティア「稀事象フロンティア」を構築する基礎となることを目標としています。

本領域では、
  • 「なぜ反物質は存在せず、物質だけが生き残ったのか?」
  • 「通常の物質の約5倍もの量の暗黒物質の正体は何か?」
  • 「宇宙初期に存在しなかった重元素はどのようにして生成・拡散されたのか?」
といった宇宙の歴史、物質の進化に関する基礎的・根源的な謎を、「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊」、「暗黒物質の直接探索」、「超新星ニュートリノ観測」などの極めて稀な事象を世界最高感度で探索することで解明することを目指します。

こうした研究方針のもと、本研究会では、地下実験室での測定を通して 宇宙物質の起源と進化を解き明かすという共通の目的を再確認するとともに、極低放射能技術をはじめとした極めて稀な事象を測定するための測定技術を深化、発展させることにより、将来の研究の堅固な基礎を構築するための議論をすることを目的とします。

研究会議論内容
おもな議論内容は、下記のとおりです。
  •  ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊
  •  未知の重力源である暗黒物質の正体解明
  •  超新星ニュートリノ観測と超新星予報
  •  稀事象探索の基盤となる極低放射能技術をはじめとした分析技術とその応用
  •  稀事象研究から宇宙物質の起源と進化を体系化する理論的研究

申し込み
広い分野との連携促進のため、ポスター発表と若干の口頭発表も受け付けます。
下記から申し込みください。

https://www.lowbg.org/ugrp/workshop/am2024/index.html?LangP=JP&InputContents=Reg

大阪大学の宿泊施設をある程度確保しております。
参加登録から申し込みできますので、ご利用ください。
また、予算に限りはありますが、旅費の補助が必要な方は下記の組織委員宛にご連絡ください。

(口頭発表・宿泊施設申し込み〆切 5月21日)
(ポスター発表・懇親会登録〆切 6月14日)

皆さまのご参加をお待ちしております。

組織委員
岸本康宏(東北大学ニュートリノ科学研究センター、Chair)
梅原さおり(大阪大学核物理研究センター/名古屋大学)
石徹白晃治(東北大学ニュートリノ科学研究センター)
風間慎吾(名古屋大学素粒子宇宙起源研究所)
中竜大(東邦大学理学部)
関谷洋之(東京大学宇宙線研究所)
竹内康雄(神戸大学大学院理学研究科)
佐藤亮介(大阪大学大学院理学研究科)
諏訪雄大(東京大学院総合文化研究科)
吉田斉(大阪大学大学院理学研究科)
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