素粒子研究の手法として「極稀現象フロンティア」を提唱しています。「自然に発生しているが環境放射線のため観測が困難な素粒子標準理論を超えた物理に起因する『極稀な現象』を、極低放射能技術を駆使して研究」する新しいフロンティアです。
国内では、2013年の「極低バックグラウンド素粒子原子核研究懇談会」を弾みに、2014〜2018年の新学術領域「宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究」、2019〜2023年の新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、2024年開始の学術変革領域「極稀事象で探る宇宙物質の起源と進化」と発展し、神岡地下での「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊」や「暗黒物質」などの研究チームが連携して極低放射能地下宇宙素粒子研究コミュニティを立ち上げ、極稀現象フロンティアでの研究を推進してきました。
極稀現象フロンティアは今後数十年にわたって素粒子・原子核・宇宙研究の重要な手法であると認識しており、極稀現象研究の継続的な発展には、極低放射能技術の継承や人材育成を含むコミュニティ全体の発展が不可欠です。「神岡極稀現象研究拠点」は、まさにこれらの目的のために形成された新たな拠点であり、研究・技術の両輪でコミュニティを牽引し、極稀現象フロンティアで世界をリードしていきます。当初は、東北大学ニュートリノ科学研究センターと大阪大学核物理研究センターで運営されますが、関係する機関が広く参画するコンソーシアムに発展していくことを目指しています。
国内外の多くの研究者、そして次世代を担う若い力の利用をお待ちしています。神岡の地から、共に宇宙素粒子の謎の究明に挑戦しましょう!
ご挨拶

神岡極稀現象研究拠点(KERNEL)の概要
東北大学ニュートリノ科学研究センターと大阪大学核物理研究センターでは、神岡地下における極低放射能宇宙素粒子研究コミュニティの長期的発展を目指し、大学間連携による神岡極稀現象研究拠点(Kamioka Extremely Rare-phenomena and NEutrino-research Laboratory, 通称 KERNEL:カーネル)を形成しました。KERNELでは極低放射能技術を発展させ、二重ベータ崩壊研究などの極稀現象探索のフロンティアを開拓しています。KERNELが整備する東北大学のスーパークリーン施設では極低放射能技術の研究発展を担うためのクラス1(ISO 14644-1)のスーパークリーンルームや実験スペースが提供されます。これらのエリアやニュートリノ観測を行うカムランド実験装置に、環境中に含まれる放射性希ガスであるラドンや不純物を徹底的に除去した超純空気や超純水を供給する装置が備えられています。
組織・運営委員会
► 機構
神岡極稀現象研究拠点の運営は下図に示す組織で進められます。

► 運営委員会
| 委員長 | 井上 邦雄 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | ||
| 中野 貴志 | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 清水 格 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 池田 晴雄 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 市村 晃一 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 梅原 さおり | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 嶋 達志 | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 吉田 斉 | 大阪大学大学院理学研究科 | |||
► 研究専門委員
| 委員長 | 清水 格 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | ||
| 井上 邦雄 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 中野 貴志 | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 池田 晴雄 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 梅原 さおり | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 市村 晃一 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 三島 賢二 | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 吉田 斉 | 大阪大学大学院理学研究科 | |||
| 身内 賢太朗 | 神戸大学大学院理学研究科 | |||
► 技術専門委員
| 委員長 | 梅原 さおり | 大阪大学核物理研究センター | ||
| 井上 邦雄 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 中野 貴志 | 大阪大学核物理研究センター | |||
| 清水 格 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 池田 晴雄 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 市村 晃一 | 東北大学ニュートリノ科学研究センター | |||
| 三島 賢二 | 大阪大学核物理センター | |||
| 吉田 斉 | 大阪大学大学院理学研究科 | |||
| 伏見 賢一 | 徳島大学大学院社会産業理工学研究部 | |||
メンバー(KERNEL教職員)
| 〘 拠点長 〙 | ||||
| 氏名 | 職名 | Email Address(*を@に替えてください。以下同様) | ||
| 井上 邦雄 | 教授 | inoue*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 〘 副拠点長 〙 | ||||
| 氏名 | 職名 | Email Adrress | ||
| 中野 貴志 | 教授 | nakano*rcnp.osaka-u.ac.jp | ||
| 〘 東北大学ニュートリノ科学研究センター極稀現象研究技術開発部 〙 | ||||
| 氏名 | 職名 | Email Adrress | ||
| 清水 格 | 教授 | shimizu*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 池田 晴雄 | 准教授 | ikeda*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 市村 晃一 | 准教授 | ichimura*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 池田 一得 | 准教授 | motoyasu*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 細川 佳志 | 助教 | hosokawa*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 畑 和実 | 特任助教(研究) | hata*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 三宅 春彦 | 特任助教(研究) | mitake*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 水越 彗太 | 特任助教(研究) | mzks*tohoku.ac.jp | ||
| Dmitry Chernyak | 特任助教(研究) | dima*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 綿貫 峻 | 特任助教(研究) | watanuki*awa.tohoku.ac.jp | ||
| 西谷 一宏 | 技術補佐員 | |||
| 〘 大阪大学核物理研究センター極稀現象研究基盤室 〙 | ||||
| 氏名 | 職名 | Email Addrress | ||
| 梅原 さおり | 教授 | umehara*rcnp.osaka-u.ac.jp | ||
| 嶋 達志 | 准教授 | shima*rcnp.osaka-u.ac.jp | ||
| 三島 賢二 | 准教授 | mishima*rcnp.osaka-u.ac.jp | ||
| Rittirong Anawat | 特任研究員 | anawat*rcnp.osaka-u.ac.jp | ||
| 瀧平 勇吉 | 特任研究員 | |||
| 吉田 斉 | 准教授(兼任教員) | sei*ne.phys.sci.osaka-u.ac.jp | ||
アクセス
☐ 連絡先
▸ 神岡オフィス
(東北大学ニュートリノ科学研究センター内)神岡極稀現象研究拠点神岡オフィス
所在地 〶506-1205 岐阜県飛騨市神岡町東茂住上町408
電話番号 0578-85-0030
FAX番号 0578-85-0031
E-mail kernel-info(at)lowbg.org
▸ 仙台オフィス
(東北大学ニュートリノ科学研究センター内)神岡極稀現象研究拠点仙台オフィス
▸ 吹田オフィス
(大阪大学核物理研究センター内)神岡極稀現象研究拠点吹田オフィス
☐ 地図
☐ 主要アクセス方法

