計画研究 A02:マヨラナ性検証に向けた二重ベータ崩壊測定の高感度化
「宇宙はなぜ反物質がなく物質でできているのか」、「物質はどこからきたのか」。これは、現在もまだ解決していない「物質優勢宇宙の謎」です。この謎を解く鍵になるかもしれない極稀事象が二重ベータ崩壊です。ニュートリノのマヨラナ粒子性の検証ができる二重ベータ崩壊は、とても重要な極稀事象なのです。
本計画研究では、この二重ベータ崩壊測定を48Ca核を用いて行うプロジェクトを推進します。このプロジェクトでは、使用する検出器を高感度化することが重要となります。この高感度化には、萌芽的技術である同位体濃縮技術・蛍光熱量検出器技術・高純度結晶製造技術を導入することが有効です。この技術をもとにして、A01班の高感度136Xe二重ベータ崩壊測定を引継ぐ測定を行う装置を開発します。また、この136Xeとは別の二重ベータ崩壊核を用いた研究を進めることで、二重ベータ崩壊核物理分野の新たな展開を目指します。
本計画研究では、この二重ベータ崩壊測定を48Ca核を用いて行うプロジェクトを推進します。このプロジェクトでは、使用する検出器を高感度化することが重要となります。この高感度化には、萌芽的技術である同位体濃縮技術・蛍光熱量検出器技術・高純度結晶製造技術を導入することが有効です。この技術をもとにして、A01班の高感度136Xe二重ベータ崩壊測定を引継ぐ測定を行う装置を開発します。また、この136Xeとは別の二重ベータ崩壊核を用いた研究を進めることで、二重ベータ崩壊核物理分野の新たな展開を目指します。
メンバー
代表者

梅原さおり Saori, UMEHARA
大阪大学 准教授 原子核素粒子実験
総括
分担者

小川泉 Izumi, OGAWA
福井大学 教授 原子核実験
48Ca同位体濃縮装置開発

岡崎大樹 Daiki, OKAZAKI
京都大学 助教 レーザー光学
高出力レーザーシステム

上向井正裕 Masahiro, UEMUKAI
大阪大学 助教 レーザー光学
高出力青色レーザー素子

時田茂樹 Shigeki, TOKITA
京都大学 教授 レーザー光学
高出力レーザーシステム
協力者

宮永憲明 Noriaki, MIYANAGA
レーザー技術総合研究所

伏見賢一 Ken'ichi, FUSHIMI
徳島大学

吉田斉 Sei, YOSHIDA
大阪大学

黒澤俊介 Shunsuke, KUROSAWA
東北大学

梅原さおり Saori, UMEHARA 
大阪大学 准教授 原子核素粒子実験
総括
分担者

小川泉 Izumi, OGAWA 
福井大学 教授 原子核実験
48Ca同位体濃縮装置開発

岡崎大樹 Daiki, OKAZAKI 
京都大学 助教 レーザー光学
高出力レーザーシステム

上向井正裕 Masahiro, UEMUKAI 
大阪大学 助教 レーザー光学
高出力青色レーザー素子

時田茂樹 Shigeki, TOKITA 
京都大学 教授 レーザー光学
高出力レーザーシステム
協力者

宮永憲明 Noriaki, MIYANAGA 
レーザー技術総合研究所

伏見賢一 Ken'ichi, FUSHIMI 
徳島大学

吉田斉 Sei, YOSHIDA 
大阪大学

黒澤俊介 Shunsuke, KUROSAWA 
東北大学