文部科学省 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 領域番号 6105 Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas

地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化

研究会

2024
第4回新学術「地下宇宙」若手研究会
日程2024年3月7日(木)、8日(金)
場所東北大学理学研究科合同C棟 N204号室 (青葉山北キャンパス)
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」(新学術「地下宇宙」)の若手研究者同士の交流とお互いの研究への理解を目的とします。
 例年通り若手以外の方はもちろん、領域外のトピックでの参加も大歓迎です。研究会の性格上、基本的な質問を遠慮なくできるフランクな雰囲気を作ることを目指しています。

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新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」領域国際会議
日程2024年3月4日(月)~6日(水)
場所東北大学理学研究科合同C棟青葉サイエンスホール(北青葉山キャンパス)
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、東北大学ニュートリノ科学研究センター
その他  本領域は、「物質はどこからきたのか?」「星・銀河はどのように作られたのか?」「元素はどのように作られたのか?」「どのように地球に行き着いたのか?」という宇宙の基礎的・根源的な謎を解明する「地下宇宙素粒子研究」を展開し活動して参りました。領域国際会議では、ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊、暗黒物質、超新星ニュートリノ、物質の起源の解明、核物理・宇宙の化学進化の理論研究を主要テーマとして、研究の進捗、領域の成果、分野の最新状況、今後の展望などを議論します。ポスター発表も受け付けますので、奮ってご参加ご検討ください。

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新学術「地下宇宙」第10回超新星ニュートリノ研究会
日程2024年2月29日(木)、3月1日(金)
場所岡山大学津島キャンパス
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の計画研究C01「超新星背景ニュートリノの高感度観測でせまる宇宙星形成の歴史」、及びE02「超新星ニュートリノと核物理・宇宙化学進化の理論研究」の合同研究会です。本研究会では計画研究間の情報交換・連携を図るとともに、領域外の研究者との研究交流を目指します。
 若手を中心に講演(対面のみ、口頭またはポスター発表)を募集します。領域内の方はもちろんですが、領域外の方々の多くの積極的な参加をお待ちしています。

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「第9回極低放射能技術」研究会
日程2024年2月6日(火)、7日(水)
場所横浜国立大学教育文化ホールとZoomのハイブリッド開催
大雪のためZoomでの完全オンライン開催に変更
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」 計画研究D01「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」
その他  新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」のD01班計画研究「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」では、地下で行う素粒子・原子核実験装置の高感度化を目指した極低放射能技術の研究開発に取り組んでいます。 今年度も地下実験における極低放射能技術についての研究会を行います。 各実験グループで問題となっているバックグラウンド源について情報を交換・共有し、 実験装置の高感度化に向けた低バックグラウンド技術の研究開発のアイデア等に関して話し合う場としたいと考えています。

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2023
国際ワークショップ「二重ベータ崩壊と地下実験の科学」(DBD23)
日程2023年12月1日(金)~3日(日)(現地時間)
場所ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ、ハワイ州、米国
共催大阪大学核物理研究センター、ローレンス・バークレー国立研究所、東北大学ニュートリノ科学研究センター
後援新学術領域「地下宇宙」
その他  二重ベータ崩壊の研究は、ニュートリノ振動の確認以後最も重要な問題のひとつです。 その証明は、レプトン数保存則の破れを意味し、物質優勢の宇宙誕生解明の鍵です。 一方で、ダークマターの探索は宇宙の未知質量の起源を知る鍵となっています。 これらの宇宙の始まりと現在を解く鍵が、地下の極低バックグランド環境での素粒子原子核実験です。 現在、世界中で多くの地下素粒子原子核研究が進行中ないし、計画中です。 本ワークショップでは二重ベータ崩壊研究と地下実験の科学について現状と将来の方向性 について議論します。
 ワークショップでは、二重ベータ崩壊と、関連するニュートリノの質量、階層性、CPの破れ、 宇宙論、現在稼動中及び計画中の二重ベータ崩壊実験とダークマター探索実験、 次世代実験技術についての講演の他、コントリビューションからの講演を予定しています。

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国際ワークショップ「Theoretical and Experimental Approaches for Nuclear Matrix Elements of Double Beta Decays」
日程2023年12月21日(木)、22日(金)
場所大阪大学核物理研究センター+オンライン
主催新学術領域研究 「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、大阪大学核物理研究センター
その他  The aim of this workshop is to improve the accuracy of the theoretical NME calculation. Close cooperation between the experimentalists and the theorists is necessary to achieve this aim. A question is what measurements can be important inputs to the NME calculation. The discussions are expected on the requests and suggestions for new experimental measurements.

 The discussion will also be made on the measurement results of the phenomena related to the 0νββ decay as the precise measurement of the half-life of the 2νββ decay, the double Gamow-Teller transition strength using the double-charge exchange reaction, and other physical quantities for obtaining important insight through the measurements of the nuclear reactions using accelerators.

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国際シンポジウム「KASHIWA DARK MATTER SYMPOSIUM 2023」
日程2023年12月5日(火)~12月8日(金)
場所東京大学柏キャンパス+オンラインのハイブリッド形式
その他  The Kashiwa Dark Matter symposium series brings regularly together international researchers from all relevant experimental and theoretical fields in current and future dark matter searches. This year, the symposium will include a focused session on searches for quantum sensors and astrohysical probes of dark matter.  

 MAIN TOPICS
 Dark matter theory
 Collider experiments for dark matter searches
 Dark matter direct detection experiments
 Dark matter indirect detection experiments
 Astrophysical and cosmological constraints on dark matter
 Quantum sensors and astrophysical probes of dark matter

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新学術「地下宇宙」第9回超新星ニュートリノ研究会
日程2023年3月2日(木)、3日(金)
場所九州大学伊都キャンパス及びzoomを使ったハイブリッド開催
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の計画研究C01「超新星背景ニュートリノの高感度観測でせまる宇宙星形成の歴史」、及びE02「超新星ニュートリノと核物理・宇宙化学進化の理論研究」の合同研究会です。本研究会では計画研究間の情報交換・連携を図るとともに、領域外の研究者との研究交流を目指します。
 若手を中心に講演(対面またはzoomによる口頭発表およびzoomのブレイクアウトルームに分かれての対話的なオンラインポスター発表)を募集します。領域内の方はもちろんですが、領域外の方々の多くの積極的な参加をお待ちしています。

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2022
「第8回極低放射能技術」研究会
日程2022年11月24日(木)~26日(土)
場所つくば国際会議場中会議室202+オンラインのハイブリッド形式
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」 計画研究D01「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」
その他  新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」のD01班計画研究「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」では、地下で行う素粒子・原子核実験装置の高感度化を目指した極低放射能技術の研究開発に取り組んでいます。 今年度も地下実験における極低放射能技術についての研究会を行います。 各実験グループで問題となっているバックグラウンド源について情報を交換・共有し、 実験装置の高感度化に向けた低バックグラウンド技術の研究開発のアイデア等に関して話し合う場としたいと考えています。

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第3回新学術「地下宇宙」若手研究会
日程2022年11月23日(水)、24日(木)
場所つくば市つくば国際会議場
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、 「二重ベータ崩壊」、「暗黒物質」、「ニュートリノ」分野の 若手研究者同士の交流とお互いの研究への理解を目的とします。 新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」(新学術「地下宇宙」)が 中心となっていますが、 近い分野の若手研究者、新学術「地下宇宙」に興味がある方、の交流の場となることを目指します。

 おもな研究テーマは、下記のとおりです。
  ・ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊
  ・暗黒物質
  ・超新星ニュートリノ、地球ニュートリノ
  ・地下実験、極低放射能技術、極低温技術

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二重ベータ崩壊核行列要素に関する実験理論合同研究会
日程2022年10月3日(月)、4日(火)
場所大阪大学核物理研究センター
共催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、大阪大学核物理研究センター
その他  本研究会は、実験的な立場からは、「どのような測定を行うと核行列要素計算に対して重要なインプットができるか」、 また理論研究側からも、「実験でこういうものは測定できないのか」という要望や提案を議論するという点に主眼を置いています。
 ニュートリノ放出を伴う二重ベータ崩壊(基底状態、励起状態の双方への崩壊)の半減期精密測定などといった、 二重ベータ崩壊に関連した事象の測定結果だけでなく、 二重荷電交換反応を使ったdouble GT transition強度や、 他にも加速器を使った原子核反応の測定で重要な知見を与えられそうなものとして、 どのようなものがあるか、などを実験研究者と理論研究者の間で議論を行い、 緊密な連携関係を構築して今後の核行列要素計算の理論的不定性の低減につながる議論や研究の展開を目指ています。

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日本物理学会 2022年秋季大会
共催シンポジウム「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
日程2022年9月10日(土)
場所オンライン
共催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、日本物理学会
その他 1. はじめに
   森山 茂栄(東大宇宙線研)
2. KamLAND-Zenによる最新結果と0νBB探索実験の展望 [PDF]
   尾崎 秀義(東北大RCNS)
3. 0νββ崩壊半減期の原子核構造計算の現状と展望 [PDF]
   日野原 伸生(筑波大計科セ)
4. 暗黒物質直接探索XENONnT実験による最新結果と展望 [PDF]
   山下 雅樹(東大カブリIPMU)
5. MeV-PeV質量領域に跨る熱的暗黒物質候補とその探査 [PDF]
   松本 重貴(東大カブリIPMU)
6. 2022 夏、SK-Gdによる超新星ニュートリノ高感度観測開始 [PDF]
   池田 一得(東大宇宙線研)
7. 超新星の多次元爆発メカニズムとニュートリノ・重力波シグナル [PDF]
   固武 慶(福岡大理)
8. 地下宇宙素粒子実験のための極低放射能技術 [PDF]
   南野 彰宏(横国大理工)

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国際会議UGAP2022
日程2022年6月13日(月)~15日(水)
場所東京理科大学(野田キャンパス)+オンラインのハイブリッド形式
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
共催東京理科大学
その他  We aim at unraveling the history of the universe and matter evolution to answer "How is matter created?", "How are galaxies/stars formed?", "How are elements created?" and "How do they end up with the earth?", by concentrating all efforts of underground astroparticle experiments covering neutrino-less double beta decay, dark matter, supernova and geo-neutrino.

 The vigorous cooperation at "Kamioka" will expands to world-wide, and newly involved subjects (low temp. sensors, nuclear matrix element, dark matter distribution, supernova explosion and matter evolution theory) will further deepen each research field and enhance the synergy among them.

Subjects to be discussed include:
 ・Double beta decay
 ・Dark matter
 ・Neutrinos in astrophysics and cosmology
 ・Instrumentation and Technology

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新学術「地下宇宙」第8回超新星ニュートリノ研究会
日程2022年1月6日(木)、7日(金)
場所zoomを用いたオンライン開催
(早稲田大学西早稲田キャンパス63号館03会議室開放予定)
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
共催早稲田大学理工総研先端基礎物理学研究所
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の計画研究C01「超新星背景ニュートリノの高感度観測でせまる宇宙星形成の歴史」、及びE02「超新星ニュートリノと核物理・宇宙化学進化の理論研究」の合同研究会です。本研究会では計画研究間の情報交換・連携を図るとともに、領域外の研究者との研究交流を目指します。
 若手を中心に講演(オンライン発表あるいはzoomのブレイクアウトルームに分かれての対話的なオンラインポスター発表)を募集します。領域内の方はもちろんですが、領域外の方々の多くの積極的な参加をお待ちしています。

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2021
低温技術オンラインセミナー
日程2021年12月23日(木)
場所zoomによるオンライン開催
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  計画研究D02「極低温技術による宇宙素粒子研究の高度化」では、極低温技術を基盤技術に取り入れることで、
 ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊
 宇宙暗黒物質
の新たな展開を目指しています。
 極低温環境で動作する検出器からの信号読み出しでは、検出器感度を極限まで向上させるために低ノイズ環境の実現が重要です。ノイズには様々な要因がありますが、振動も主要因となることがあります。この振動を低減するための技術について理解を深めるため、下記の通りオンラインセミナーを企画しました。
「重力波の防振装置」
 都丸隆行 先生(国立天文台)
「撚り線ヒートリンクでつなぐ低温低振動冷却」
 山田智宏 先生(高エネルギー加速器研究機構)

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国際シンポジウム「KASHIWA DARK MATTER SYMPOSIUM 2021」
日程2021年11月29日(月)~12月02日(木)
場所オンライン開催
主催新学術領域研究 「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、新学術領域研究 「ヒッグス粒子発見後の素粒子物理学の新展開~LHCによる真空と時空構造の解明~」、新学術領域研究 「ニュートリノで探る対称性と宇宙像」、基盤研究(S) 「CTA 大口径望遠鏡アレイによる極限宇宙の研究」、基盤研究(B) 「弱電荷を持つ熱的暗黒物質の検証に関する理論的研究」、基盤研究(B) 「高スケール超対称性模型の実験的検証の研究」、若手研究「次世代大規模観測のビッグデータ解析から迫る暗黒物質の解明」、ICRR’s Fiscal Year 2020 Inter-University Research Program
その他  本シンポジウムはダークマター探索研究に関して、theory、collider、direct、indirect、astrophysicsの研究者を一堂に会して、今後の探索研究について包括的な議論及び情報共有することを目的とします。今年度はフォーカスセッションとしてPrimordial Black Holes as DM candidatesのセッションを設ける予定です。

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第2回新学術「地下宇宙」若手研究会
日程2021年11月25日(木)、26日(金)
場所神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホール
主催神戸大学先端融合研究環、新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」(新学術「地下宇宙」)の若手研究者同士の交流とお互いの研究への理解を目的とします。
 第2回目となる今回は、2021年11月25日(木)午後-26日(金)に神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールで行います。 また、25日(木)午前に同会場で開催される新学術地下宇宙B02班(方向に感度をもった暗黒物質探索)研究会と合同開催とします。

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日本物理学会 2021年秋季大会 宇宙線・宇宙物理領域,素粒子論領域,素粒子実験領域合同一般シンポジウム「新生スーパーカミオカンデがもたらす超新星研究の新展開」
日程2021年9月17日(金)
場所オンライン
その他 C01「超新星背景ニュートリノの高感度観測でせまる宇宙星形成の歴史」、E02「超新星ニュートリノと核物理・宇宙化学進化の理論研究」が共同で提案しました。

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新学術「地下宇宙」2021年領域研究会
日程2021年5月19日(水)~21日(金)
場所神戸大学六甲第二キャンパス 神大会館(百年記念館)+オンライン
共催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、神戸大学開拓プロジェクト「宇宙暗黒物質研究」
その他  地下実験室環境は、宇宙線の影響が小さく低バックグラウンド観測に適しています。 この地下実験室で発展したニュートリノ研究は、 現在、超新星や太陽・大気・加速器・原子炉さらには地球内部で生成されたニュートリノ観測を通して、 ニュートリノ振動の発見や、超新星爆発、太陽内の原子核反応、地球研究へも波及しています。 このように、地下実験室における極低放射能化の実現は、非常に稀な現象の探索への適用を可能にしました。 さらには、ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊や暗黒物質探索といった「地下宇宙素粒子研究」が、 新しい重要な学術分野として発展しています。

 本研究会は、こうした研究背景のもと、地下実験室の測定を通して宇宙の歴史と物質の進化を解き明かすという共通の目的を再確認するとともに、 地下実験における極低放射能技術という共通技術について議論・情報共有することを目的とします。

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「第七回極低放射能技術」研究会
日程2021年3月24日(水)、25日(木)
場所オンライン開催
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」 計画研究D01「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」
その他  新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」のD01班計画研究「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」では、地下で行う素粒子・原子核実験装置の高感度化を目指した極低放射能技術の研究開発に取り組んでいます。 今年度も地下実験における極低放射能技術についての研究会を行います。 現行の各実験グループで問題となっているバックグラウンド源について情報を交換・共有し、 将来の実験装置の高感度化に向けた低バックグラウンド技術の研究開発のアイデア等に関して話し合う場としたいと考えています。

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オンライン研究会「ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊とその周辺」
日程2021年2月12日(金)、15日(月)
場所オンライン開催
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、主に理論的な側面を念頭に置き、ニュートリノを伴わない二重ベータ崩壊とその周辺に関する分野の発展を目的とします。 素粒子・原子核の両分野からの講演を通して、分野を超えた情報交換・研究交流を目指します。 チュートリアル講演も予定しております。 関連する short talk も募集いたします。 多くの方の積極的な参加をお待ちしています。

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新学術「地下宇宙」第7回超新星ニュートリノ研究会
日程2021年1月7日(木)、8日(金)
場所zoomを使ったオンライン開催
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の計画研究C01「超新星背景ニュートリノの高感度観測でせまる宇宙星形成の歴史」、及びE02「超新星ニュートリノと核物理・宇宙化学進化の理論研究」の合同研究会です。本研究会では計画研究間の情報交換・連携を図るとともに、領域外の研究者との研究交流を目指します。
 若手を中心に講演(オンライン発表あるいはzoomのブレイクアウトルームに分かれての対話的なオンラインポスタ 一発表)を募集します。
 領域内の方はもちろんですが、領域外の方々の多くの積極的な参加をお待ちしています。

プログラム
2020
ミグダル観測検討会2020
日程2020年11月24日(火)、12月9日(水)
場所オンライン、神戸大学六甲台第二キャンパス自然科学総合研究棟3号館
主催新学術領域研究 「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  1940年代にA.B.Migdalによって計算された「ミグダル効果」が、近年暗黒物質直接探索実験に関連して注目を集めています。ミグダル効果は、原子核反跳に伴って低い確率で電子が放出される事象です。通常では電離能力が低くて検出されないような低エネルギーの反跳原子核についても、ミグダル効果によって検出が可能となると考えられてます。暗黒物質直接探索実験では、エネルギー閾値を下げた観測が可能になり、0.1GeV程度までの軽い暗黒物質の探索が可能となっております。一方、ミグダル効果自体はこれまでに観測されたことがないため、今後の低質量暗黒物質直接探索のためにも、ミグダル効果の観測は重要だと考えられています。

プログラム

国際シンポジウム「KASHIWA DARK MATTER SYMPOSIUM 2020」
日程2020年11月16日(月)~19日(木)
場所オンライン開催
主催新学術領域研究 「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、新学術領域研究 「ヒッグス粒子発見後の素粒子物理学の新展開~LHCによる真空と時空構造の解明~」、新学術領域研究 「ニュートリノで探る対称性と宇宙像」、基盤研究(S) 「CTA 大口径望遠鏡アレイによる極限宇宙の研究」、基盤研究(B) 「弱電荷を持つ熱的暗黒物質の検証に関する理論的研究」、基盤研究(B) 「高スケール超対称性模型の実験的検証の研究」、ICRR’s Fiscal Year 2020 Inter-University Research Program
その他  本シンポジウムはWIMPダークマター探索研究に関して、theory,collider,direct,indirect,astrophysicsの研究者を一堂に会して、今後の探索研究について包括的な議論及び情報共有することを目的とします。今年度はフォーカスセッションとしてAxion/Axion-like Particlesのセッションを設ける予定です。

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新学術領域「地下宇宙」2020年領域研究会
日程2020年6月2日(火)、3日(水)
場所オンライン開催
主催新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」2020年度オンライン領域研究会を開催します。
 地下実験室環境は、宇宙線の影響が小さく低バックグラウンド観測に適しています。 この地下実験室で発展したニュートリノ研究は、現在、超新星や太陽・大気・加速器・原子炉さらには地球内部で生成されたニュートリノ観測を通して、 ニュートリノ振動の発見や、超新星爆発、太陽内の原子核反応、地球研究へも波及しています。 このように、地下実験室における極低放射能化の実現は、非常に稀な現象の探索への適用を可能にしました。 さらには、ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊や暗黒物質探索といった「地下宇宙素粒子研究」が、 新しい重要な学術分野として発展しています。
 本研究会は、こうした研究背景のもと、地下実験室の測定を通して宇宙の歴史と物質の進化を解き明かすという共通の目的を再確認するとともに、 地下実験における極低放射能技術という共通技術について議論・情報共有することを目的とします。

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「第六回極低放射能技術」研究会
日程2020年6月2日(火)~4日(木)
場所オンライン開催
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」のD01班計画研究「極低放射能技術の最先端宇宙素粒子研究への応用」では、地下で行う素粒子・原子核実験装置の高感度化を目指した極低放射能技術の研究開発に取り組んでいます。 この研究の一環として、新学術領域「宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究」で行われていた地下実験における極低放射能技術についての研究会を継続して開催します。 現行の各実験グループで問題となっているバックグラウンド源について情報を交換・共有し、 将来の実験装置の高感度化に向けた低バックグラウンド技術の研究開発のアイデア等に関して話し合う場としたいと考えています。
 本新学術領域研究での最初の開催となる今回は、新型コロナウィルスの影響拡大に伴い、新学術「地下宇宙」領域研究会と合同で、オンラインで開催します。 そして、検出器材料のスクリーニングをメインテーマとして議論を行います。

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国際研究会「New Directions in Cosmology」
日程2020年3月24日(火)~27日(金)
場所東京大学本郷キャンパス理学部1号館 285号室/337A号室
主催科研費「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、科研費「ヒッグス粒子発見後の素粒子物理学の新展開~LHCによる真空と時空構造の解明~」
その他  新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、開催を中止します。

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超新星状態方程式研究会
日程2020年3月23日(月)~25日(水)
場所JR博多シティ(九州大学博多駅オフィス)
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、開催を中止します。
 事態が終息したころに、また改めて同様の研究会を企画したいと考えておりますので、その際は何卒よろしくお願い申し上げます。

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国際研究集会「The Evolution of Massive Stars and Formation of Compact Stars: from the Cradle to the Graves」
日程2020年2月26日(水)~28日(金)
場所早稲田大学 西早稲田キャンパス
主催科研費「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、早稲田大学特定課題研究助成費
その他  新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、次のような方針を取ることにいたしました。

(1) 口頭発表予定者以外の会議への直接参加を取りやめ、講演はインターネットで配信することにする。
(2) 口頭発表予定者についても、希望者はインターネットによる遠隔参加とする。
(3) ポスター発表については、会議のホームページでPDFとして掲載する。

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第一回地下宇宙若手研究会
日程2020年2月22日(土)~24日(月)
場所東京大学宇宙線研究所附属神岡宇宙素粒子研究施設 1階セミナー室
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の若手有志によって企画され、実験側・理論側の若手同士の交流、お互いの研究への理解を目的とします。
 第1回目となる今回は、「暗黒物質」、「ニュートリノ」、「宇宙の進化」の3グループに分かれ、実験側・理論側がお互いに自身の分野のイントロを発表し合い、共通理解を深めることを目的としたキックオフミーティングとなります。若手(学生&ポスドク)に参加者を限定し、最大20名程と少人数の研究会となっており、どんな基本的な質問でもしやすい雰囲気になっていますので、どんどん質問をして理解を深めてもらえればと思います。2日目の午後にはスーパーカミオカンデとカムランド禅の見学も行いますので、実験施設に興味のある方は是非ご参加ください。

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新学術「地下宇宙」第1回低温技術研究会
日程2020年1月10日(金)、11日(土)
場所理化学研究所 和光キャンパス 鈴木梅太郎ホール
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の計画研究D02「極低温技術による宇宙素粒子研究の高感度化」では、技術基盤として極低温技術を新たに取り入れることで、ニュートリノを放出しない二重ベータ(0νββ)崩壊探索検出器の高感度化や暗黒物質探索の探索範囲拡大を目指しています。
 本研究会は、計画研究の発展のみでなく、関連研究分野の専門家を招待して、若手研究者および領域内研究者のためのチュートリアル講演を企画し 研究の進展を後押しするとともに、低温技術を利用した先駆的な研究をしておられる領域外研究者にも講演を依頼し、新たな連携を模索することを 目的としています。参加者の相互理解および情報共有のために質疑の時間も十分に確保する予定です。
 本研究会は、こうした研究背景のもと、地下実験室の測定を通して宇宙の歴史と物質の進化を解き明かすという共通の目的を再確認するとともに、 地下実験における極低放射能技術という共通技術について議論・情報共有することを目的とします。

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新学術「地下宇宙」第6回超新星ニュートリノ研究会
日程2020年1月6日(月)、7日(火)
場所東京大学宇宙線研究所 柏キャンパス 6F大セミナー室
主催新学術領域研究「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」
その他  本研究会は、新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」の計画研究C01「超新星背景ニュートリノの高感度観測でせまる宇宙星形成の歴史」、及びE02「超新星ニュートリノと核物理・宇宙化学進化の理論研究」の合同研究会です。本研究会では計画研究間の情報交換・連携を図るとともに、専門家を招待して若手研究者や領域研究者のためのチュートリアル講演を行いさらなる領域研究の発展を図ります。参加者の相互の理解のために質疑の時間も十分に確保します。今回は宇宙の化学進化についてフォーカスします。
 若手を中心にポスター講演を募集します。若干の口頭発表枠もありますが、ポスター発表になることもありますのでご了承ください。発表者には旅費を補助できる可能性があります(申込の際にその旨をご記入ください)
 領域内の方はもちろんですが、領域外の方々の多くの積極的な参加をお待ちしています。

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2019
国際シンポジウム「Dark matter searches in the 2020s - At the crossroads of the WIMP」
日程2019年11月11日(月)~13日(水)
場所東京大学 柏キャンパス 研究総合棟 6階会議室
主催科研費「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、科研費「ヒッグス粒子発見後の素粒子物理学の新展開〜LHCによる真空と時空構造の解明〜」、科研費「CTA大口径望遠鏡アレイによる極限宇宙の研究」
その他 本シンポジウムはWIMPダークマター探索研究に関して、theory, collider, direct, indirect, astrophysicsの研究者を一堂に会して、今後の探索研究について包括的な議論及び情報共有することを目的とします。

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新学術「地下宇宙」領域研究会
日程2019年8月24日(土)、25日(日)
場所大阪大学 豊中キャンパス 南部ホール・Σホール
主催新学術領域「地下から解き明かす宇宙の歴史と物質の進化」、東北大学ニュートリノ科学研究センター、大阪大学核物理研究センター
その他  地下実験室環境は、宇宙線の影響が小さく低バックグラウンド観測に適しています。 この地下実験室で発展したニュートリノ研究は、 現在、超新星や太陽・大気・加速器・原子炉さらには地球内部で生成されたニュートリノ観測を通して、 ニュートリノ振動の発見や、超新星爆発、太陽内の原子核反応、地球研究へも波及しています。 このように、地下実験室における極低放射能化の実現は、非常に稀な現象の探索への適用を可能にしました。 さらには、ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊や暗黒物質探索といった「地下宇宙素粒子研究」が、 新しい重要な学術分野として発展しています。

 本研究会は、こうした研究背景のもと、地下実験室の測定を通して宇宙の歴史と物質の進化を解き明かすという共通の目的を再確認するとともに、 地下実験における極低放射能技術という共通技術について議論・情報共有することを目的とします。

 おもな議論内容は、下記のとおりです。
  • ニュートリノを放出しない二重ベータ崩壊
  • 暗黒物質
  • 超新星ニュートリノ、地球ニュートリノ
  • 地下実験、極低放射能技術、極低温技術

皆さまのご参加をお待ちしております。

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パンフレット[PDF]

はじめに

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